ご挨拶

会期終了のお知らせとお礼

 去る9月21日(土)に開催いたしました、『第46回佐賀救急医学会』におきましては、格別のご高配を賜り、厚く御礼を申し上げます。

 お陰様をもちまして、178名の方にご参加いただき、無事終了することができました。これもひとえに皆様方のご支援、ご協力の賜物と心より感謝いたしております。

 当会の運営に際しましては、不行き届きの点も多々あったと存じますが、何卒ご容赦いただきますようお願い申し上げます。

 末筆ながら、皆様方のご健勝とご多幸をお祈りしてお礼のご挨拶とかえさせていただきます。

令和6年9月吉日
第46回佐賀救急医学会
会長 堺 正仁
(一般社団法人巨樹の会新武雄病院 総合診療科部長)

開催のご挨拶

 このたび、2024年9月21日(土)の予定で、武雄看護リハビリテーション学校(武雄市)に於きまして、第46回佐賀救急医学会を開催させていただくことになりました。会員の皆様をはじめ各関連機関の皆様に感謝いたします。

 本年元旦に発生した「令和6年能登半島地震」により能登地方は甚大な被害を受けました。被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。

 さて、2024年度は「医師の働き方改革」「医療介護福祉診療報酬同時改定」が施行され、超少子高齢化のなかで医療関連人材不足、歴史的円安による日本経済の先行き不安などもあり、地域救急医療体制が激変する年であります。それを踏まえて、メインテーマは「超高齢社会における地域救急医療の課題と未来」―地域包括ケアの構築と救急医療―としました。当院があります佐賀県南部医療圏はコロナ禍の折、嬉野医療センターを中核とし、2次救急医療機関である当院に加え、織田病院、白石共立病院、かかりつけ医師会機関が緊密に連携することで医療崩壊を免れました。地域医療機関内の連携の重要さを痛感し、このテーマにさせていただきました。

 基調講演には、佐賀県医療センター好生館の樗木等理事長をお招きします。この混沌の時代におきまして、医療マネジメント、救急医療に造詣の深い先生からは、われわれの今後の日常診療の道標になるお話を拝聴できるものと楽しみにしております。シンポジウムではかかりつけ、2次救急、高次救急、在宅、行政から多職種の医療従事者や関連職種の皆様方に参加いただき、深い議論ができればと考えています。

 武雄市は西九州新幹線が開通し、賑わいを見せております。皆様をこころよりお待ちいたしております。

第46回佐賀救急医学会 会長
一般社団法人巨樹の会新武雄病院 
総合診療科部長 堺 正仁